贈る言葉 −卒部文集から−

2004(平成16)年度 BJ第27期卒部生1名に贈る言葉

 「・・・27期生として、一人だけの卒部ですが、他の卒部生が経験しなかった、愛川SC、ペーアーズ戸田など他のチームの選手、コーチとの交流が出来た事は、今後慶一君がサッカーをする上においても必ずプラスになる、貴重な経験だったのではないかと思います。最後に慶一くんに3つのお願いがあります。 − 1.夢をいつも抱いている 2.友達を大切にする 3.感謝の気持ちを忘れない − 君の笑顔は他の人に勇気、元気を与えます。いつまでも笑顔を絶やさず、夢に向かって中学生活を送って下さい。・・・」(川井 博行 会長・コーチ)

 「・・・正直なところ、入ってきた当初あんなに下手だった加藤が、短い期間でここまで上手くなるとは思いませんでした。・・・君がこの先活躍していけるだけの基礎は、BJで身につけられたと思います。Jrユースに入れなかったのは残念だけど、これで終わりじゃないから。中村俊輔もマリノスのユースに進めなかったが、高校で頑張ってプロになった。どんな環境でも頑張って活躍すれば、必ず声がかかる。夢を持ってこれからも頑張ってほしいです。」(白澤 淳 コーチ)

 「・・・贈る言葉らしき事はなにも書く事はできなくて申し訳ないけれど、これからもサッカーを通じていろいろな事を学んでください。1年後に、たくましく成長した姿を見るのが楽しみです。5年生の時、弟の広貴くんとBJの仲間入りした、ちょっとシャイな慶一くん。軽い身のこなしでのドリブル、マニアックなフェイント、遠くまで飛ぶゴールキック、練習の合間にボールで遊んでいる姿が、とても印象的でした。」(島崎 栄治 コーチ)

 「・・・唯一の6年生として、後輩の見本となる様な行動を求められたのは、プレッシャーとなったのではないでしょうか。けれど、それは他の人が経験出来ない27期生の慶一のためだけの課題だったのです。よく頑張ってくれました。ありがとう。・・・」(石山 智洋 コーチ)

 「・・・そして、結果として実った。2対0 得点は、二点そのどちらとも、子どもたち全員が、一生懸命やって生まれた得点だった。コーチとしてこの一年、一番の快感の一戦。六年一人、五年三人の中に四年が入り、気持ちが一つになり、公式試合、初めての一勝!そして、一番の思い出の試合でした。・・・」(北山 博洋 コーチ)

 「・・・うちの子にとっては、初めての先輩。いろいろ勉強になる事がたくさんありました。加藤君がいなくなったらどうなるかなと少々不安ですが、新6年生のみんなが力を合わせてがんばりますので、見守って上げてください。・・・」(高木 康帆 コーチ)

 「・・・きっと、慶一も、あっという間におじさんになってしまうでしょう。これから、中学、高校と進んでいく中で、サッカーは続けていくと思います。部活・選抜・プロ・草サッカーと、色んな環境がありますが、一番大切なのは、サッカーを好きでいる事、そして何よりもサッカーを楽しむ事だと思います。・・・」(児玉 亮 コーチ)

 「・・・でも俺が一番思い出す事それは、慶一がやっとサッカーを始めてくるきっかけとなった、2002年、日韓共催ワールドカップの時を思い出すよ。それまで目もくれなかったサッカーをよく観てたね。日本中が熱狂したあの時きっと何かを感じたんだね、俺も同じように1974年西ドイツ大会を当時10歳の時に夢中で観た事を思い出すよ。・・・最後に厚木ジュニアユースに不合格だった事、生まれて初めて味わう挫折だったかも知れないね。でも胸を張れよ。これから先のサッカー人生やっとスタートしたばかり。もっともっと辛い事があるかもしれないけど、いつでも明るくポジティブに行けば、どんな事も乗り切れると信じてるよ。その基礎づくりがBJで出来たんだから。」(加藤 昌洋 コーチそして父)

 「・・・26期生の「スピリット」や「良い習慣」を次につなぐ役目として大いに期待し、さらに、下級生全体をまとめるというスポーツ少年団としての『リーダーシップ』を学ぶ場として、是非とも加藤君には頑張ってもらいたいとずっと思っていました。・・・体力的にも差のある下の学年とともにチームを組まざるを得ず、強豪チームを相手にしての記録的な大量失点など、数々の辛い試練も経験しました。こうしたことを経て、加藤君の心の中には、いつかは「勝ちたい」、「点を取りたい」、「強くなりたい」、「うまくなりたい」という向上心が自然と沸き上がってきたものと思います。・・・加藤君ならば、今後どのような環境にあっても、きっと大きな飛躍を遂げてくれるものと確信しています。サッカーは一生の友達です。サッカーを通じた友情もまた然りです。目標を持って真剣に取り組むことの大切さは、今さら言うまでもありません。これからも、成長の過程で様々な局面に出会うでしょうが、BJでの活動を通じて経験した『自分自身を絶えず向上させようとする努力』と『全体の中での自分というものを意識した周囲への気配り』を忘れず、『スポーツによって得られる人と人の触れ合いや心の通い合い』を大切にして、お父さんやお母さんに負けないようスポーツへの情熱を持ち続けて欲しいと願っています。・・・」(大津 保男 総監督


2003(平成15)年度 BJ第26期卒部生11名に贈る言葉

 「・・・BJ6年間の集大成として、今まで君達が取組んで来たサッカーの結果を出すときでした。 でも、当初からけが人が多く出て、ベストメンバーで試合が組めず、ずいぶん苦労しました。 でも、その分5年生の寺尾・加藤、4年生の安藤・藤田・川田の5人が君達をバックアップしてくれ、助けられたよね!・・・元日本代表の二村さんが言っていた言葉、「好きになること」・「一生懸命頑張ること」・「工夫すること」、この3つの言葉を思い出してください。サッカーを続ける情熱を持ちサッカーを今以上に好きになってください。・・・」(鈴木 修司 会長、6年生監督・コーチ)

 「・・・卒部を前に、君たちはその原点を忘れず、技術面、精神面で大きく成長しましたね。 数多くのトロフィー、楯、賞状がその証です。 そして君たちが素晴らしい事は、26期生全員とサポートしてくれた27、28期生、クラブスタッフ、もっとも強力なサポーターだった、保護者の方々のおかげで勝ち取った事を知っていることです。 ・・・自分で決めた正しいと思う道を確認しながら進んでください。 決してその場の雰囲気、環境に左右されることなく人生の成功者になってください。・・・」(岸間 俊二 6年生監督・コーチ)

 「・・・特に最後の市内大会、ライバルでもある鳶尾戦。 残り時間わずか数十秒のところでロングスローから押し込まれ勝ち越し点を取られてしまいました。 もしもあのスローインのとき大きな声で集中を促していれば、PKまでもつれたのではないかと、とても後悔しています。 日頃から「卒業までに鳶尾に勝って優勝しような」と言っていたし、みんなも鳶尾に勝とうと頑張っていた。 たとえPKででも、勝たせてあげたかった。 それが一番の心残りです。・・・」(白澤 淳 コーチ)

 「・・・「はじめから限界を作らず、常に向上心を持つ!」自分の中の限界を破るということは、大変なことで、始めは無理だと思うかもしれませんが、我慢強く“努力”を積み重ねていけば必ずできるようになります! ・・・時間はあまり気にすることなく極端なところ、何年かかっても良いと思うので、今現在の自己に満足することなく、常に向上心をもってこれからの人生を過ごしていってください。・・・」(石田 竜也 コーチ) 
 

 「・・・まだまだ多くの素晴らしい「個性」や「能力」という、両親から授かった宝を秘めている伸び盛りの君たちです。 これからも是非とも自分自身を磨き続けて、様々な分野で新たな個性を発見・発掘し、“オンリーワンでナンバーワン”を目指して欲しいと思います。 楽しさ、喜び、悔しさなどを味わうだけでなく、思いやること、耐えること、冷静になること、考えること、判断すること、燃えること、チャレンジすること、感謝すること、仲間を大切にすること、リーダーシップなど、BJで過ごした日々は、君たちに『本当の強さ』を実現するための沢山のツールを残したはずです。 是非とも、これらを最大限に活用して、それぞれの栄光を目指して欲しいと思います。・・・」(大津 保男 総監督

2002(平成14)年度 BJ第25期卒部生14名に贈る言葉

 「・・・中学生になると校庭で、体育館で様々な競技に出会うでしょう。サッカーに固執することなく、自分がやってみたい競技があったなら、積極的にチャレンジしてください。サッカーというベースが君たちにはあるから、何でもできると思うよ。最後に、何かあったらいつでも厚小のグランドに来い!勉強以外は相談に乗ってやる。・・・」(鈴木 修司 会長)

 「・・・25期生のほとんどが最後まで卒部を迎えることができたことは私の誇りであり、少年サッカーの基本である『楽しいサッカー』ができ、指導方針に間違いは無かったと思っている。試合や練習以外では、自分達が何をするべきか気が付き、どのようにするかを自分達で考え、行動し、さらに振り返ることを要求した。人に言われて行動することは誰でもできる。しかし、子供たちには自分の意見を持ち、自ら行動する人に育って欲しいためであり、サッカーに通ずることだと思う。最後に、試合のたびに『全ては自分次第』と言ってきたが、その意味を子供たちが早く理解して、それぞれの夢に向かって邁進してくれることを期待します。」(柳瀬 高仁 6年生監督・コーチ)

 「・・・そして未熟な自分を、サポートしてくれた柳瀬コーチ、お父さん方、美しいお母さん方、本当にありがとうございました。今思えば、コーチと教え子ではなく、友達みたいな感覚です。子供達から自分も、たくさん学ぶところはありました。保坂は、お前等の一生の友達です。だから、これから中学、高校と成長しても、ずっと応援しています。これからも俺が見てきた2年間同様、前へと進んで行って欲しいです。」(保坂 耕司コーチ)

 「・・・君たちのこれまでの成長過程を振り返って見ると、正直なところもう少し小学生のままで置いておき、身体的にも精神的にも変貌をする直前のような、例えて言うならば蝶が羽化する直前のような形で、新しい世界に送り出したいという気がしてなりません。低学年の頃から、柳瀬さんをはじめ多くのお父さんやお母さん方、そしてコーチ陣の手を煩わせ、やきもきさせ続けてきた『やんちゃ坊主集団』が、少しずつ自分自身を理解し、社会性を身につけ始めてきている時期だけに、なおさらあともう一歩という気がするのかも知れません。・・・」(大津 保男 総監督

2001(平成13)年度 BJ第24期卒部生11名に贈る言葉

 「・・最も印象に残るのは、やっぱり富士山ジュニアカップです。特に、三日目は、私が見た中でみんなの目の色が違っていた唯一の試合だったと思います。言いかえれば、一人一人の気持ちが外に現れた唯一の試合でした。・・・自分の意思をもっと強く持って、目標に向かって行って欲しいと思います。どこに行っても、いつでも、強い意思を持つことがこれからの君達に非情に役に立ち、力になることだと思います。・・・さわやかなプレーとさわやかな笑顔をありがとう。」(柳瀬 高仁 会長)

 「・・・『Light the fire within / 内なる炎を燃やせ』を24期生の皆さんに贈ります。昨年卒部の23期生へは【忍耐と勇気】という言葉を贈りましたが、これも辛い時にはじっと耐え、時がきたら勇気をもって実践する事であり、同じ延長線にある言葉です。・・・これからの長い人生、これが何時か大きな炎となり、人生での大きな勝利をもたらしてくれると確信してます。・・」(神村 誠 後援会長)

 「・・・サッカーに限らず、勝つことや目的を達成することは非常に重要なことです。その大きな喜びや誇りは勝者や達成者にしかわかりません。当然、結果に至るまでの努力も賞賛に値するものです。だけど、たとえ何かを達成した時を迎えても、まだ人生は続きます。今、君たちの思い描くゴールはどの辺りにあるのでしょうか。コーチは、君たちが各々定めたゴールに達したときには、ぜひ勝者であって欲しいと思います。今は、些細な結果に一喜一憂せず、周囲の助言や温かさを信じていけばいいと思います。・・・」(白澤 賢 コーチ)

 「・・・どの道に進んでも、必ず目の前から逃げ出したい(イヤだな〜やめたいな〜)と思う事があるはずです。そんな時は、自分に『今ここで頑張らずに、いつ頑張る!』っと言って励ましてあげて!簡単にあきらめず、もう一度頑張ってみてください!きっと道は開けるはずです。もし結果がでなくても、その時に頑張った努力は必ず自分の財産としてかえってくるから・・・」(小林 正樹 コーチ)

 「・・・もう一つの目標として掲げていた『やって楽しく、見て楽しいサッカー』については、見ている者にとっては結構面白いサッカーが出来るようになってきたのではないだろうか。・・・お世辞にも技術的にはあまり高いとは言えないが、チーム全員が一生懸命に相手ボールに喰らいついていく姿勢は評価できるのではないだろうか。一人の個人技に頼るのではなく、チーム全員で点を取りに行こうとしているところなどは、チームとして良いチームになったのではないかと思う。出来ることならば、あと一年、このメンバーでどんなチームになるのか見届けたかった・・・・」(石橋 修 コーチ)

 「・・・君たちに身につけてもらいたい一つ目は、このような『意識』や『集中力』というものです。・・・二つ目にお願いするのは、・・サッカーでの経験を踏まえて、これから起こるであろう様々な困難に打ち勝つため、『挑戦』し『学習』して欲しいということです。そして三つ目は、以上のことを実現するために、水面に立つ小さな『波』で終わらずに、もっと力強くゆったりと波打つ『うねり』に返信して欲しいということです。・・・」(大津 保男 監督

2000(平成12)年度 BJ第23期卒部生12名に贈る言葉

 「・・・卒部しても、合宿と同様に次に何をすべきかを『気をつけ(考え)、気がつき、行動する』ことができる人間になって欲しいと思います。・・・これからのBJの活動には君たちの協力が必要であることも忘れないで欲しいと思います。」(柳瀬 高仁 会長)

 「・・・『勝つこと・・・その喜びのために身につけたであろう忍耐と勇気』を君達への贈る言葉としたい。・・・これからの長い人生の節目、節目にある、例えば受験勉強での辛い長い時間にうちかつ忍耐力となり、他人のことを我が身同様に思いやり、実践する勇気へとつながっていくのです。どうかこれからは、この二つの翼『忍耐と勇気』で大きく羽ばたいてください。・・・」(神村 誠 後援会長)

 「・・・卒業してからもBJで学んだ事を生かしていって欲しい。サッカーの技術以外でも、礼儀・チームワーク・自主的な行動など、きっと役立つ事を学んでくれたと思います。・・そのうちまた一緒にサッカーをしましょう。」(白澤 淳 コーチ)

 「・・・思うに、サッカーの技術も当然なのですが、やはり人とのコミュニケーションが重要だと思います。自己主張をすると同時に他人の主張もうまく自分の中に取り入れていけるような人になってほしいです。・・・」(白澤 賢 コーチ)

 「今の6年生達とは、かなり仲良くしてもらったと思います。サッカー以外のことでも、いろいろな話をして、コーチと言うか、友達のような感じでした。俺もそれを望んでいたし、子供達にも受け入れられたと思っています。・・・」(望月 孝幸 コーチ)

 「・・・そして今、6年父兄コーチとして、最後に君達に伝えたいことは『チームワーク』。・・この先一生、BJのチームワークを保って欲しい。・・卒部してからも必ず皆で試合をやろう。たとえ普段は付き合いががなくなっても、『久しぶりに集まって試合をやるぞ』この一言で12人全員が集まろう。試合に参加できなくても誰かにメッセージを託す等、何らかの方法でチームに参加して欲しい。誰一人かけることなく12人の横の絆を大切に保って欲しい。そして君達の先輩後輩との縦の絆を有効に活用して欲しい。・・・」(小原 宏 コーチ)

 「春の訪れとともに、ある意味いやな季節がやってきてしまいました。それは長い間見守ってきた君たちに卒部証書を手渡して一つの区切りをつける時期を迎えたということです。・・・残すところわずかですが、私たちはもちろん、お父さんやお母さんに小学校時代の思い出となるような今までで一番の試合を見せてあげて欲しいと思います。そしてそれなりの結果も出してくれたらさらにうれしいことです。負けて悔し涙を流すもよし、優勝してうれし涙を流すのもよし、全員の気持ちを一つにしてベストプレーを達成して欲しい。卒部を目前にした今そういう気持ちでいっぱいです。」(大津 保男 監督

1999(平成11)年度 BJ第22期卒部生11名に贈る言葉

 「・・・卒業してもなるべくサッカーを続けてほしいと思います。それと、今まで応援してくれた御両親のありがたみをわすれないで、中学生になってもBJの思い出を胸に頑張って下さい。」(勝 晋一 会長)

 「・・・先ずお父さん・お母さんにお礼を言ってください。”6年間ありがとう”と!! 君達がこれまでサッカーを出来てこれたのは、寒い風が吹き付ける冬でも足踏みをし、かんかん照りの真夏でも汗を拭き拭き、君達のためにお弁当を作り、車を出し、どこへ行っても応援し頑張ってきてくれたからです。 BJの卒部生は皆、このように自分の周囲の人たちへの気持ちと迷惑をかけないことがキッチリとできる少年たちです。そしてまた記念すべき年の卒部生も立派なOBとして巣立ち、君達の先輩たちのようにBJの後援会会員としてBJのグランドで後輩達とサッカーを楽しみ、監督やコーチと中学生・高校生となった話を、彼女の話を、人生の悩みを話しに来てください。それが君達のBJや大津監督、コーチの皆さんへの”有り難う”でもあります。・・」(神村 誠 後援会長)

 「・・・「卒業までに一度でいいから大会で優勝しよう」という目標は、残念ながらかなえられませんでしたが、それに向けて一生懸命努力したことはきっと今後に繋がっていくと思います。これから先、中学生になってからも、そして大人になってからもBJでサッカーに夢中になった日々をずっと忘れずにいて欲しい。」(白澤 淳 コーチ)

 「ほしいものがあるなら、それを手に入れるだけのことをする必要があります。小さなものがほしければ小さな努力でいいでしょうが、大きなものがほしければ大きな努力が必要です。ほしいものは個々それぞれ違うでしょうし、ほしい度合いもそれぞれ違うでしょう。君たちにほしいものがあるならば、ほしいものを手に入れるために努力してください。君たちはきっと出来ると思います。『才能は有限、努力は無限です』」(加藤 典孝 コーチ)

 「どんな時にも『My Dream』を追い続けてチャレンジを!!・・・「優勝」という二文字には縁がなかった君たちですが、サッカーでの活動を通じて沢山のことを身につけています。今は気づかないかも知れないけれど、何年か、あるいは何十年か先、きっと分かる時が来ます。これからも様々な困難に直面すると思いますが、その時の心構えとして、BJのOBとなる君たちに贈るアドバイスです。
◎ 油断の後には必ず落とし穴があり、ピンチの後には必ずチャンスが訪れることを忘れるな。
◎ 最後の最後まで、決してあきらめるな、決して後ろ向きの気持になるな、苦しい時こそ顔を上げ、自分を信じよう、必ずチャンスがくると信じよう。 
◎ 行き詰まった時こそ気持をリラックスさせ、もう一度全体を見渡そう、あせっても結果は出ない、他にも道が見えるはず。 
◎ 一人より二人、二人より三人、チームワークは力であることを忘れるな。
 家族のサポートやみんなの応援があって今の君たちがあることに感謝をし、これからも、自分自身の夢に向かっていつまでもチャレンジをして欲しいと思います。」(大津 保男 監督

1998(平成10)年度 BJ第21期卒部生11名に贈る言葉

 「・・・1人でも欠けたらサッカーできないという意識の中、この1年よく頑張ったと思います。卒業してもサッカーを続けてもらいたい。そしてBJに気軽に遊びに来て声をかけてほしいと思います。「勝さん、試合やらせてよ」と・・」(勝 晋一 会長)

 「・・・どうか皆様がもって生まれたラッキーな人生を大切にし、これからの中学、高校、大学或いは社会人として君たちの前につぎづきと現れる荒波を、BJでのサッカーを通じて身につけた@試合で勝利した時、相手を思いやる気持(謙虚さ) A練習での苦しみに耐え、辛抱強く自分達の技術を身につけた(自信) B試合での相手チームに対する(闘志) と言う最大の武器を手にして立ち向かって下さい。」(神村 誠 後援会長)

 「一年間君達と一緒にサッカーをやってきて、とても楽しかった。BJはコーチ達が小学生の時から「強いBJ」ではなく「楽しいBJ」だった。それがBJの良い所であり、コーチが今までずっとBJの事が好きな理由だと思う。でも、今の6年生を見ると、その頃とは、少し変わったような気がする。去年の夏くらいから、6年生のサッカーに対する意識が高くなってきて、自分達でサッカーするようになった。それはとても大事な事だとコーチは思う。そしてそのサッカーに対する意識をもっと高めていって、大切にしてほしいと思う。・・・」(望月 孝幸 コーチ)

 「・・・サッカーで一番大切なのは、頭を使うことです。何となくやるのではなく、いつでもしっかりと考えながらやる事です。例えばどう動けばパスの送り手がパスを出しやすいのか、逆にどういうパスを出せば受け手が受けやすいのか、どう動けば相手にとっていやなのか、今一番有効なのはパスなのかドリブルなのか、考えなければいけない事はたくさんあります。相手の立場にたって考えられるようになって欲しいと思います。そういう習慣がつけばサッカーがうまくなるだけでなく、普段の生活でも思いやりのある人間になれると思う。」(白澤 淳 コーチ)

 「サッカーは誰のため?生き生きサッカーをめざそう!!・・・君たち11名は元来「あっけらかん」とした性格の持ち主が多く、そのことが良くも悪くも小学生らしい君たちのカラーとして出ていました。 最近の試合に臨む姿を見ていると、以前に比べれば、指示の声も出るようになり、勝ちたいという気持も伝わるようになりました。また、強いチームにも最初から諦めることなく、そこそこの試合をするようになりました。そんな君たちの進歩した姿を見るにつけ、いつかタイトルを取ってもらいたい、取らせてあげたいと思うようになったのは、私だけではないはずです。」(大津 保男 監督)

1997(平成9)年度 BJ第20期卒部生7名に贈る言葉
 「・・・どんなスポーツでも負けるより、勝った方が絶対に楽しいはずです。しかし、勝つことよりも勝つことを目指し、もがき苦しみながら努力することの方が、本当は大切なことであり、努力した者だけが勝利を楽しめるのだと思います。」(加藤 典孝 会長)
 
 「・・・コーチが6年生の時、九州まで遠征に行きました。別に強かったわけではなく、単にその時の東海大のコーチの出身地が北九州だったからです。・・九州に行ったのは12年も前の夏です。浪人時代の終わり頃、コーチという立場でBJに復帰したわけだけど・・・さて、もしコーチをやっていなければ、白沢賢の記憶のなかでのBJでのさまざまな行事や試合、九州遠征などは今ほど貴重に思えるだろうか。そんな意味でもサッカーのある生活に戻ってよかったです。さらにいうと小学校の時サッカーを始めてからずぅーっと12年間、天文学的数字の分岐の中から君達とこの時期出逢えたわけだからサッカーに感謝しています。」(白澤 賢 コーチ)
 
 「・・・夏のミーティングでは僕なりにアドバイスをさせてもらいました。その中で、『試合ではコーチに言われて動くのではなく、自分自身で対処できるようにしよう』という話をしました。コーチの言うこととを参考にするのはとてもいいことだけど、それに頼ってしまうと自分で考える力がつかなくなってしまいます。色々な失敗を経験し、その経験をもとにして自分で考え、判断できるようになってほしいと思います。」(白澤 淳 コーチ)
 
 「・・・僕はみんなにサッカーを楽しんでやってほしいと思う。中学のサッカーは、とてもきついと思うけど、楽しいこともあります。・・たとえレギュラーでなくても3年間やり抜くことは、とても大事な事。・・」(小林 正和 コーチ)
 
 「・・・コーチも4月から「社会人1年生」として会社で働きます。君達も「中学1年生」として新しい扉を開けます。「人は人生の中で、楽しいことより、辛いことの方が非常に多い」といわれています。これから君達は、もっと沢山の経験や体験をすると思います。色々な壁にぶつかると思います。その時にはBJでの楽しかったことを思い出して乗り切ってください。それと、もう一つ「今ここで頑張らずに、いつ頑張る」この言葉を思い出してください。」(小林 正樹 コーチ)
 
 「・・・21世紀を目前にした今日、君たちの行く先には、これからも予測できない様々なことがきっと起こるはずです。そして、そのような時こそ、今までサッカーを通じて体験し学んだことを発揮し、自分たちの力で乗り越えていくことが必要となります。全力を尽くすこと、決して最後まであきらめないこと、苦しみに耐えること、チームワークの大切さ、公明正大なフェアプレーの精神、相手を思いやる気持ちや態度が基本のスポーツマンシップ、集中すること、目標に向かってひたむきに努力すること、年上の人や年下の人との中で過ごすための社会のルール、自分たちを支えてくれる人々への心からの感謝の気持ち、その他にもたくさんのことを学んだはずです。君たちはBJ20期生として、節目の時期に一応卒部することになりますが、これからもBJの仲間であり、また後輩を支える立場であることを忘れずに、色々な「和」と「輪」を大切にして欲しいと思います。」(大津 保男 監督)

1996(平成8)年度 BJ第19期卒部生9名に贈る言葉 
 
 「・・・中国の故事に人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)という言葉があります。これは昔、中国の北方の片田舎のとりでに住む老人、塞翁の馬が隣国に逃げてしまってがっかりしていると、その馬が名馬をつれて帰ってきた。老人の子がその馬に乗っていて、落馬し足を折ってしまったが、おかげで隣国との戦争に行かなくてもよく、無事であったという。このように人間の幸、不幸や運命は計り知れません。君たちには、最後の最後まで勝利の女神はほほえまなかったけれど、目先の勝利より、大切なものを学べたのではないかと思います。・・」(加藤 典孝 会長)
 
 「・・・コーチがいつも思う事は自分がやりたい事をしていれば、それが段々好きになり、それを極めようとするならば多少の努力が必要になるという事です。今年の6年生達は、やればできる力を持っているのだから自信を持って何事にも挑戦して欲しいと思います。夢を叶えるためには、待っているだけでは絶対に実現しない、自分から積極的に行動していかないとダメだと思います。・・・」(高田 太郎 コーチ)
 
 「・・・(勝ちたい!)けれど相手との差がありすぎる、と言う苦しさを味わい続けてきた君達は、その差をすこしづつでも努力して縮めていこうとがんばってきた。6年生の夏以降になってようやく6年生らしいサッカーが観られました。ほかのチームの力と比べるのではなく、自分たちの過去と比較しても成長しているのは分かるだろう。」(白澤 淳 コーチ)
 
 「・・・勝敗に拘ることも大事ですが、まず、個々の課題・目的・目標をもちしっかりとした方向性を確立することでサッカーの本質が見えてくると思うし、今まで見えなかったことが見えてきたり、気づかなかったことが分かってきたりと自己の世界がもっともっと広がってくると思います。」(伊藤 心 コーチ)
 
 「・・・あれは確か、東海カップの最後の試合だったよ。おれが今まで見てきた試合の中では一番君たちが輝いていた試合だった。勝ち負けなんて本当は関係ないんだと気づかせてくれた試合だったのを覚えている。・・それまではあと一歩のところで頑張れない君たちを見て、(やる気あんのかなあ?)と思っていた。だけどあの時ばかりは目が違った。気迫を感じたし、すごいものがあった。コーチも見ていて(勝たせてあげたいな!)と思ったし・・周囲の人たちみんながそう思ったに違いない。そして何よりもまず、試合に出ていた君たち自身が、(勝つんだ!)と決意して真剣にやっていたんじゃないのかな。だからこそ感動しました。君たちを見直しました。」(白澤 賢 コーチ)
 
 「・・・夏合宿の文集に君たちの課題として、@技術以前の問題としてのサッカーに対する心構えや気持ちの持ち方の甘さ A持久力その他の体力的な面での全体的な弱さ B負け慣れによる勝負への執着心の弱さ という3点を指摘しましたが、卒部に当たって、次のいくつかの言葉をこれらの課題解決のヒントとして贈ろうと思います。 自分自身を分析せよ!(良い点悪い点を知ることから全てが始まる) 忠告はプラス思考で取り入れろ!(他人の目をうまく生かせ) 自分で自分の目標を設定せよ!(目標は成長の源だ) 最後まで自分を信じて力を尽くせ!(自信は最大の見方だ) 集中して自分の気持ちを高めよ!(集中や気持ちの切り替えは思わぬパワーを生む) 勝負では決して諦めるな!(諦めたら自分自身にも負ける)」(大津 保男 監督)

1995(平成7)年度 BJ第18期卒部生22名に贈る言葉
 
 「朝もやの中、進むべき道が見えなかった。いつしか、輝く太陽が顔をだし、あたりがやさしい日差しにつつまれたとき、大地には、力強く育つ22個の新芽があった。“BJ18期生”個性派集団の卒部の時が、とうとうやってきた。」(田上 悦嗣 会長)
 
 「今年もまたお別れの季節となりました。昨年度の17期生23名に引き続き、22名もの仲間を18期生として送り出すことになり、クラブの運営面を考えると前途多難な気がします。しかし、視点を変えれば、それだけ多くのOBが誕生したということであり、地域でBJを支える仲間が増えたことを意味します。後援会の立場からは、将来が楽しみと言えましょう。・・君達には父親や母親のサポートも多く、親と子が切磋琢磨しあう環境にあるという点で、非常に恵まれていると思います。・・・BJの目指すものを一緒に考えてもらい、今後とも広い視野を持って、自分ができること、自分がしなければならないことを見つけて欲しいと思います。 ONE FOR ALL!  ALL FOR ONE!  ・・・泉 優二という人の書いた「サッカー大好き!」の中から、次の言葉を贈ります。『サッカーにとっての教育とは、自分の頭で考えられる自立心をもち、誠実で独創的で、視野が広く、価値観の多様性を認め、他人のことをしっかり考えられ、思いやれる、そんな人を作ることです。』『サッカーは、自己主張と共同行動のバランスを追及しているスポーツです。君がいきいきとサッカーをすることが、みんなもいきいきとサッカーを楽しめることになる。人生も、サッカーも同じことをめざしていると僕は思います。』」(大津 保男 後援会長)
 
 「・自分が信じて進んだ道は他人に何を言われようと後戻りするな ・自分の夢が叶うように最大限の努力をしろ ・一人で背負い切れない荷物は自分だけでかかえようとするな ・女の子には優しく仲間は大切に 『苦しいときに苦しい顔をするな 終わりと思ったとき負けが決まる 闘志なき者は去れ』」(梅岡 勇人 コーチ)
 
 「・・・自分の好きな事を続けて下さい。それが、サッカーでなくてもいいと思います。釣りでも何でも、自分の好きな事をずっと続けて下さい。でも、やるからには一生懸命、あきらめずに続けて下さい。そうすれば、大人になった時に「あの頃は楽しかった」と思えるようになると思います。ただ、コーチとしてはサッカーを続けてもらいたいというのが本音です。」(下原 史洋 コーチ)
 
 「・・・将来、サッカーを職業とする人もいるでしょうが、誰もがサッカーを生涯スポーツと考えて、いつまでも楽しみながら自分の生活の中に位置づけていって下さい。地域の人たちや親子の間でもサッカーを続けることはできるでしょう。これからもっとBJが大きくなって、中学生になっても参加できるようになればいいと思います。そのためにもBJの卒業生として中学にいってもBJを忘れないで、力を貸して下さい。」(熊野 成一 顧問)

1994(平成6)年度 BJ第17期卒部生23名に贈る言葉
 
 「平成7年2月4日(立春)の日、我BJは『第21回神奈川県優良スポーツ少年団』25団体の一つとして、神奈川県スポーツ会館で表彰を受けました。これは17年間の長きに渡り、BJの先輩方のボランティア活動による、厚木地域の青少年に対し、サッカーを通してその育成に貢献し努力したことへの表彰でありました。これは、BJの新たな1ページであり、今後もその目的の為に頑張って下さいと言うメッセージでもあると思って受彰しました。
本年卒部される諸君は、小学生最後のページに、ぜひ次のことを書き残しておいてほしい。『自分達と同じように後輩達が楽しいサッカーができる為には、今の自分に何ができるのか、何がしてあげられるのか。』と、そして是非、そのことを実行してほしい。」(神村 誠 会長)
 
 「スポーツとは、他から求められることなく、自らの能力に応じて行う自由な身体活動であり、完成や終わりというものはありません。サッカーに限らずスポーツを生涯愛し、楽しみ、立派な身体と心を持った人になって欲しいと思います。そして、月並みですが、君達が大人になり、少年時代を懐かしむような年頃となった時に、君達の巣立ったこのBJが続いていたならば、是非ともまた舞い戻って来て、指導者として活躍してもらうよう願ってやみません。」(大津 保男 後援会長)
 
 「今年の6年生は、今まで見てきたBJの中では一番力のあるチームだと思いました。僕がBJに最初に指導しに来たのは、君達6年生がまだかわいかった4年生の時でした。その頃に比べると、体はもちろん、サッカーの技術も大きく成長し、ついでに生意気になったこともよくわかります。・・」(圓城寺 慶 コーチ)
 
 「・・そしてもう一つ言いたいことは『サッカーをいつまでも続けて、何歳になつてもサッカーを楽しんでください』ということです。これから中学に進んで、サッカーのレベルにとまどい投げ出したくなる時もあるでしょう。ボールにいつまでもさわらせてもらえずにいやになる時もあるでしょう。そんな時こそ、BJのことを思い出して下さい。BJの仲間で助け合って下さい。」(梅岡 勇人 コーチ)
 
 「・・・今後、君たちはどのような道に進んでいくのか、それは君たちの自由です。しかし、必ず覚えててほしいことは、“challengeすること”と“目標をつくり、必ずattainすること”の2つです。一つ目のチャレンジすることは、5年生の頃から口癖のように言っていることで、常に向かっていく気持ちを忘れないようにすることです。二つ目の目標を達成することは、どんな小さなことでもいいから目標を作り、それに向かって自分自身を追い込んでください。“目標とは達成しなければならないもの。達成しなければ夢で終わる。”」(竹林 純 コーチ)
 
 「・・・君たちは最後までよくやった!これからも、君たちはそれぞれの得意な分野で、思う存分に活躍してくれ!君たちはBJ史上数々の輝かしい足跡、記録、手本を残してくれたのだから、これからの自分の歩みに大きな自信をもって進んでくれ!・・・勝利は長くそして周到な準備があって初めて可能なのだ。だから、勝利はすでにその準備の過程の中に宿しているのだ。」(熊野 成一 監督)

1993(平成5)年度 BJ第16期卒部生16名に贈る言葉
 
 「・・・君達一人ひとりは、個性があり、能力も全て同じと言う訳けでなく、多様な個性や多彩な能力をもっているが、一つのBJのチームでプレーすることは、勝利者の4つの要素の総合力が相手チームの総合力と対戦することでもあるわけです。」(神村 誠 会長)
 
 「・・・思い出して欲しい あの時のあの苦しみ あの時のあの喜び そしてあの時のあの感激 最後まで続けたことに自信と誇りを持ち 多くの先輩や後輩の励ましと 父母の温かいまなざしに包まれて 君達はきっと大きくはばたくだろう・・・」(大津 保男 後援会長)
 
 「卒業生だけでなくBJの子供達全員に言えることは、技術面では教えれば教えるほど皆吸収し向上してきたと思いますが、精神的に少し弱いものがあります。もっと自分に自信をもって自分がやるのだと欲張るぐらいの気持ちでプレーすれば、今の何倍かは違ってくると思います。」(鈴井 智彦 コーチ)
 
 「この6年生とは、とにかく強気だったと感じています。しかし、自分たちの立場が悪くなると拗ねるというか、いじけるというか、言葉は分からないが自分たちでリズムを崩す傾向がありました。・・出場している選手でも、控えの選手でもチームは一つになることが大切です。」(竹林 純 コーチ)
 
 「・・・小学校の6年間はあっという間に過ぎていったと思いますが、中学の3年間はもっと短い時間であり、最も大切な時間であるので、サッカーを続ける人、他の道に進む人もしっかり目標を定めてそれに向かって悔いのないように頑張ってください。」(圓城寺 慶 コーチ)
 
 「・・・厚中1年生との練習試合という格好の舞台を準備してくれた人々に心から御礼を申し上げたい。この試合を見つつ、『これは6年生のこれまで最高の試合だ!』と思い続けていた。『これでこの6年生もとうとう有終の美を飾ることができた。もうこの6年生に思い残すことはない。』と、私は密かにわが胸をなでおろした。試合結果が2対1で中学生に勝ったということだけではない。これまで長い間継続して試合を見守って来た者に感動させる中身をもっていた。」(熊野 成一 監督)

1992(平成4)年度 BJ第15期卒部生12名に贈る言葉
 
 「・・・君達ほどサッカーが好きな学年はなかった様に思える。練習が無い日でもグランドに行けば必ず数人でリフティング、シュート、そして遊びでのミニゲームなど自主的に練習していた。特に清水カップ前、早朝練習にはほぼ全員が参加しキャプテン中心にメニューを考え練習した事がチームワークの良さにつながったと思います。・・・『サッカーによって出来た友情はみんなにとって大きな財産である』」(青木 厚志 会長)
 
 「これからは自覚と責任を持って行動しなければなりません。いろんな問題に出会うと思います。それから逃げずに前向きに対処して下さい。」(中野 温志 コーチ)
 
 「今までのサッカーに対する情熱を忘れず何事にもひたむきな姿勢で挑戦してください。」(光延 弘泰 コーチ)
 
 「中学では勉強が忙しくなると思うけど、サッカーに勉強に頑張って下さい。」(圓城寺 慶 コーチ)
 
 「4月から中学生になるわけですが、さまざまな問題にさしかかってくると思います。この時に頑張れる人はどんどん成長して大人に近づいていきます。いつまでも甘えている人は今までと一緒で子供です。とにかく、何事も一生懸命に・・」(竹林 純 コーチ)
 
 「中学へ行ってサッカーをやる子とやらない子といると思うが、何か一つスポーツをした方が良いと思う。コーチもサッカーを続けることによって、とても多くの友達が出来ました。」(鈴井 智彦 コーチ)
 
 「・・・ただ試合中に相手にやさしくしすぎているので、『やさしさ』は忘れてはいけませんが、試合は勝負が関わってくるので、やさしさを忘れて、貪欲に勝負にこだわってください。」(松岡 正修 コーチ)
 
 「・・・これからの長い人生で、夢が破れることもきっとあるだろうが、その時には、決して気落ちすることなく、『攻め』と『守り』が一瞬のうちに切り替わるサッカーを思い出し、耐えて機を待つ頑張り精神を発揮して欲しいものである。・・・今は解らないかも知れないが、BJでの活動を通じて、多くのコーチ、父兄、仲間などから、そして自分の力で、君たちはとても大きな『宝物』を得たはずだ。その『宝物』が何であったかについては、卒部を機に是非とも自問自答してもらいたい。そして、まだまだこれから大いに成長する君たちなのだから、『小さな大人』ではなく『スケールの大きい子供』に育ってもらいたいと思う。」(大津 保男 コーチ)
 
 「・・・この学年の父兄は、これまでのBJの歴史の中でも特筆に値するほど子供たちのために尽力して下さった。時に過剰と思えるほど尽くして下さったが、子供たちの方からその成果が返ってこなかったように思えてならない。それはグランドの上に成果となって出て来なかったという意味である。いや、そんなに狭く考える必要はないというべきだろうか。それは短期間に現れるものではなく、将来何かの形で出て来ればよいと考えるべきなのだろうか。・・・」(熊野 成一 監督)

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