富士吉田市・カメルーンフレンドシップ
第23回富士山ジュニアカップサッカー大会

2003.8.8(金)〜10(日)

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1日目 開会式・予選リーグ
2日目・3日目(朝)
3日目 決勝トーナメント

2日目 順位トーナメント(?)
 2日目は順位トーナメントの1回戦と2回戦が行われる予定だが、台風10号の動きがどうなるか心配の種。しかし、台風による荒天が確実となることから、初日の夜に行われた各チームの交流会では、試合時間を短縮し、スタート時刻も遅らせることで予定のトーナメント戦を消化することが伝えられた。宿舎に戻ってからは、台風の動きや影響を報じる天気予報を気にしつつ、2日目の段取りをあれやこれやと思案し翌日に備えた。
 だが、一夜明けて会場に車を進める頃には、風雨もさらに厳しくなり、覚悟してきたとは言え、「本当にやるのかな?」との気持ちも湧いてくる。しばらく待機していたものの、中止との確認がとれ、宿舎に戻ることになった。帰路の138号線では道路が川のような状況となっている箇所もあり、テレビで報じられていた各地の被害状況が頭をよぎる。
 気勢をそがれた子供たちはエネルギーをもてあまし、トランプや宿舎内でのかくれんぼに興じる。明日の試合予定の発表を待ち、鈴木会長と中島さんは市内各地を走り回って、イメージトレーニング用にとサッカーのビデオ探しを試みるものの無駄足となる。この日の朝、日帰り応援に来られた家族は試合中止ということで空振りとなり、夕方まで時間を過ごし明日また出直すこととなった。幸い夕方から雨も止んだため、子供たちの欲求不満の解消にと、近くの広場や小学校でボールを使ってトレーニング。夕食後は、子供たちが夜のミーティングの間に、親たちは命の洗濯にと近くの日帰り温泉に出かけて、明日への鋭気を養った。
3日目の朝
 台風の影響はもはやほとんどなくなり、朝から明るい陽射しが降り注ぎ、今日一日の暑さの前兆が感じられる。早朝にはこの3日間で初めて富士山も顔を出し、厚木から5年生の部に参加している鳶尾のチームの子供たちと花の咲く湖畔で出くわす。一方、BJの面々は宿舎前の湖畔で釣り人たちの動きを眺めながら、出発までの一時を過ごす。