第２６回富士山ジュニアカップサッカー大会（４）

№１　　　　 №２　　　　 №３　　　　№４　　　　おまけ

　昨日の雷雨から一転、朝から天気は上々です。朝の散歩では、一人ひとりの意気込みやこれからの目標などをみんなの前で発表しました。

　片付けも終わり２泊した宿を後にして試合会場に向かいます。

　前日の続きは、試合開始時刻の変更、試合時間の短縮、フレンドリーの省略などで組み直しがされました。
　準々決勝戦の相手である町田ＭＧＳＣとの試合は気合いが入ります。

　前半に「そうへい」がボールの追いかけ役として、ツートップに入ります。、

　「けんご」の惜しいシュートチャンスがあった少し後、前半７分には「そうへい」がボールを追ったかいがあって、相手キーパーが蹴ったボールを身体で当ててゴールに押し込み、ＢＪが先制点をとりました。

　だが、後半に入って２分、最終ラインの「ゆうや」がパスで抜かれて同点とされ、そのまま互いに得点なく、またもやＰＫ戦に突入です。

　ＰＫ戦は昨日の足柄ＦＣ戦と同じ順番で蹴ります。

　ＢＪ先攻ですが、今度は相手も三人目まで全員がゴールを決め、ここまで３対３の同点、ＢＪの四人目「ゆうた」が決めたあと、相手が枠を外してラッキーなＢＪリードです。

　五人目の「たかゆき」にすべてを託し、正面やや高めに見事ゴール、勝負は決しました。

　次の準決勝戦では、神奈川の「つくい中央ＦＣ」と静岡の「朝日サッカー少年団」を破って勝ち上がってきた静岡の「裾野東サッカー少年団」との対戦です。

　前半、何度かのピンチを凌いだものの波に乗れず、後半３分にトップ下の「こうた」がシュートの際に足先を痛めてアウトすることとなり、攻撃の起点を欠く形になってしまいました。その後９分にファウルからＰＫを取られて、「たくと」も反応できず１点のビハインド。その直後、「ゆうや」を前に上げて反撃を図るものの、得点に至らずここで残念ながら敗退、決勝進出はなりませんでした。

　目標としてきた決勝戦に臨めず、がっくりと肩を落として、三位決定戦を待ちます。

　三位決定戦は東京の「小平ＪＳＣ・ホワイト」と対戦。前の試合のショックから回復しきっていないようで、気温も上昇し体力的にも厳しい時間帯ですが、最後の力を振り絞ってもらいたいところです。
　しかし、前半５分過ぎに失点してからは、緊張が一気に崩れ、後半には再びファウルでＰＫを取られるなど、さらに失点を重ねてしまい終わってみれば６点の差がついて入賞ならず、ここでＢＪの３日間の大会は終わりとなりました。

　決勝戦では、昨年の６年生大会の一位トーナメント（富士山ジュニアカップ）で準優勝を収めた静岡の「吉原第一ＪＳＣ」が、「裾野東サッカー少年団」を１対０で下して三位トーナメント（富士桜カップ）の覇者となりました。

　前日の豪雨での湖状態は、まるで何もなかったかのように見事に回復し、最終日の試合が行われました。